06PERSON
CAREER
2019年4月 |
入社 |
2019年4〜5月 |
浜松本社にて新入社員研修 |
2019年7月 |
技術開発部 商材開発室に配属(現/企画開発部 技術開発室) |
仕事について
開発と製造が近いメリットを活かし
用途に最適な人造大理石を開発
トクラスの強みである人造大理石の素材開発を担当しています。人造大理石はキッチンカウンターやシンク、バスタブなどあらゆるトクラス商品に使用されていますが、それぞれの商品で耐熱性や耐摩耗性など求められる特性が異なります。それら商品に最適な素材を開発するのが私の役割です。
素材開発は、まずデザイン部門と商品コンセプトを議論することから始まります。その後メインの開発業務に移るのですが、小さなサンプルから実物サイズまでさまざまなスケールの試作を行い、熱湯と冷水を交互に注ぐような実際の使用環境を上回る厳しい品質テストを繰り返して、量産に適した品質・仕様を作り込んでいきます。さらに生産技術や調達といった製造部門と連携し、量産準備を支援するところまでが、技術開発室のミッションとなります。こうした製造現場との緊密な関係も、素材から開発しているメーカーである当社ならではの強みです。
トピック
2年前の“失敗”が糧になった
社内初のストーンブラックシンク
私にとって最も印象深い経験は、トクラス初の黒系シンク「ストーンブラックシンク」の開発です。黒系シンクは傷が白く目立ちやすいという大きな課題があり、実は入社当初の2019年に一度トライしたものの、社内の合意が得られず断念した過去がありました。しかし2年が経過した2021年に、市場のニーズを受けて再始動。試作条件を200通り以上検討し、さらに営業活動や製造工程、アフター対応など多くの議論を積み重ね、今年ついに限定という形ですが発売にこぎつけたのです。
この開発を支えてくれたのは、社内の各部門の連携ももちろんですが、当社に流れる「失敗を認める文化」の存在も大きかったと思います。入社当初、上司に「試作では成功する条件と失敗する条件を両方用意しなさい」と指導を受けた経験が、開発の幅を広げ、柔軟な対応力を培うきっかけとなりました。私の中で大切にしている金言です。
私の伝えたい最好の暮らし
一人一人の「好い」に応える、心に響く商品を
以前読んだある作品で、主人公が「よい」という言葉に「好い」という漢字を当てている場面に共感しました。「良い/悪い」ではなく、自分にとって心から好きと思えるものを表す表現。それ以来、私自身も「好い」という言葉を意識するようになっていましたが、そんなタイミングで立ち上がったのが、トクラスの新しいビジョン「“こころくすぐる”水まわりで、最好の暮らしをかなえる。」だったのです。
私たちが作る商品は、ただの道具ではなく、暮らしに寄り添い、「おはよう」「ただいま」と声をかけたくなるような、家族の一員のような存在を目指しています。これからも、温もりや優しさを形にした素材開発を追求し、「好い」と感じていただける商品づくりに挑戦していきます。